何故、今までホンモノのの料理酒がなかったのか ...φ(..) |
むかしむかし、お父様の晩酌である日本酒の燗ざましを料理に流用することなど当たり前のことでした。当時の日本酒は今ほど端麗ではなく、アミノ酸の多い旨口のしかしも純米酒が殆どでした。
しかし、時代が変わるにつれ、日本酒からビール、ウイスキー、焼酎など、お父様の晩酌も変わって参りました。
日本酒の味わいは、より切れのある淡麗な辛口へ移り変わり料理酒として流用するには味わいに足りず、価格も高くもったいない、そのうえ、外で気軽に飲める場所が多くできたために、次第に家庭の台所からから日本酒が消えて行きました。
しかし、お料理には日本酒が欠かせない文化は生き続けています。そこで、料理用にと調味料のたくさん入ったアルコール商品が登場しました。中には、そのまま飲めないように(酒税がかからないように混ぜものをする)加工した商品も登場しました。商品の裏ラベルに記載されているレシピ通りに奥様方は使います。
料理の味見はするけれど、調味料の味見はいたしません。
ここがポイント。その料理酒が「まずい」と言うことを知らないまま使い続けていたのです。
値段も安いし、スーパーなんかで何処でも手軽に手に入るようになると次第にその化学調味料の味わいに慣れてしまいました。まずい料理酒で味を付け足しているんですね。美味しい素材にこだわってもこれでは本末転倒。
『料理酒なんてぇのは、安いサケでいいのよ!』的な考え方は、悲しいかな、酒屋にも蔓延しています。
だって、飲んで美味しい酒はたくさんあるけど、料理酒として美味しいものなんか無いんだから。かつての日本酒専門店だって置いてないんだもの。
でもね、これをいっぺん使ってみてよ!ホント、驚くから。
美味しい味わいが確かにわかる、あなたの舌がまだ健在ならば・・・・きっと感動するはずですよ。 |
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Check Point ! 使用量は通常の3分の1を目安にお使い下さい |
旬味&特選 蔵の素 の使い方 ●金寳自然酒の料理酒 旬味も共通です |
●ごはんや炊き込みご飯がふっくら |
米カップ2に、5cc程度の割合で入れるとふくっら艶やか。
翌日冷めてもふっくら。臭いもゼロ。
断然日持ちも良くなります。
冷やご飯や冷凍ご飯の温め解凍には少量ふりかけ電子レンジで。 |
●煮物は素材の持ち味が引き立つ |
水煮や下煮のなるべく早い段階で水の量の2%程度入れるのがコツ。
いつもの三分の一の量でOK。素材がふつくら仕上がり砂糖・醤油は控えめでも旨味がぐんと増します。
手軽に簡単、湯豆腐に入れてみましょう。とっても美味しくなります。 |
●揚げ物がさらに美味しく |
揚げ物は衣に少量練り込むとふっくらとして素材の臭みも消し、堅くなりにくい。
ハンバーグ、肉団子、餃子、つみれなどの材料に旬味を入れ練り込むと肉や魚の臭みが取れ、風味が増します。
冷めてもかたくなりません。餃子やハンバーグのタネにもどうぞ。 |
●焼き物、炒め物は風味が増す |
魚の塩焼きは旬味を少量振り、ついで塩。料理酒により塩効きが良くなるので塩は控えめに。
また、少量をスプレーすれば魚の臭みもとれて柔らかく仕上がります。
お肉なら5分程度。お魚なら15分程度おいて調理。てりや風味が違います。
ウナギの蒲焼きなど少量振りかけ、電子レンジで温めれば極上の蒲焼きに変身! |
<その他には・・・> |
●即席漬けが深みのある味に |
切った野菜に、醤油と旬味を入れ30分から1晩漬けます。イカの塩辛やいくらの醤油漬けにも入れます。味に深みが出てグンと美味に。 |
●麺がふつくら つゆがまろやか |
焼きそばや焼きうどんで麺を炒める時に、旬味を振りかければふっくら仕上がります。めんつゆやたれはもちろん、インスタントラーメンにも入れましょう。こくとまろやかさが加わります。 |
●酸味をやわらげる |
酸味を和らげるので、酢を効かせたいときはごくわずかだけ入れるかなしで。酸っぱい料理や果物などに振ると食べ易くなります。酸味が苦手な人やお子様に上手に使いましょう。 |
●水で簡単に自家製かつお・煮干し出し |
鰹節や煮干しを水につけ、旬味を加え40〜50分おくだけで素材の出しがどんどん出てきます。他の料理酒ではこうはいきません。素材の質が高いほど、いい出しが出ます。 |
−参考文献 手料理純米酒 蔵の素の魅力 七つ森書館 より− |