発酵食品はからだによい
 
 「身体によい発酵食品は何か?」と訪ねると多くの人が乳製品の名前を挙げるのではないでしょうか。チーズやヨーグルトなどの発酵食品は動物性の、どちらかと言えば草原のなかで動物を放牧しながら生活する民族の食品です。(古来より日本にも魚や乳を原料とした発酵食品はありましたが・・・)。

 日本には、味噌をはじめとし、醤油、漬け物、納豆といった日本人の遺伝子に組み込まれ、欠かすことの出来ない発酵醸造食品がたくさんあります。

 稲作文化の中で培われてきた私たち農耕民族には、植物性のしかも塩を使って造る発酵食品こそ大切なのです。高塩分の中でも繁殖できる微生物が造り出す様々な酵素こそ最適なのです。この酵素こそ日本人のパワーの源です。また、この発酵食品に含まれる塩分は、細胞により吸収しやすい性質を持っています。

 塩分というと、すぐに高血圧を心配する方がいいます。一般に売られている塩化ナトリウム99%の食塩や、化学合成添加物を多量に使った大量生産品を好む方々は減塩を実行して下さい。

 しかし、動物性食品を過食せず、自然海塩や天然の素材を使った発酵食品を常用している人には、減塩は必要ありません。自然にミネラルバランスがとれていきます。

 発酵醸造食品の主役である微生物たちも海から生まれたひとつの命を持っています。微生物の活動環境は塩化ナトリウムより自然のミネラル(鉱物)を含んだ「しお」のほうが活動しやすいようです。
 
  

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