猛威を震った O−157 は今も各地で密かに暴れています。食べ物の保存に注意するのは当たり前のことですが、病気に負けない体をつくることが基本であると考えます。人間の体の中には、有効菌と悪性菌が微妙なバランスで存在しています。そのバランスが崩れると様々な形として体に現れます。体の中に悪性菌が増えると、下痢や吐き気、発熱というかたちで体外に出そう!という働きをします。O−157という菌を殺すことはテレビでよく実験されていますが、問題なのは体内のO−157という菌の働きを抑制するのは個人が持っている有効菌を増やし、活性化させることです。
最近の子供は、免疫力が低下しているといわれるのも、全てが殺菌消毒されたものを食べ、無菌状態の生活を送っているうちに、体内の有効菌が減ったためだともいわれています。昔は土や水たまり等でたくさんの有効微生物が悪性菌を分解吸収していました。しかし今の大都会では、土が無くなりアスファルトでコーティングされた街の中は、悪性菌の宝庫と科しています。
体内の有効菌を増やすためには、生命力のある日本の伝統調味料を使って美味しく味付けされたものを、よく噛んで食べることです。唾液の殺菌能力は、ガン細胞をも殺すと言われています。
日本の伝統調味料には、有効菌を増やす働きがたくさん含まれています。
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