お客様からよく聞かれるのは、自然酒と同様【無添加ワインって何?】と言う質問です。そこで当店で扱っている無添加ワインに関しての簡単な説明を・・・・・。
原料の葡萄を無農薬、低農薬有機農法での栽培方法が原則となります。そしてワインの醸造過程に添加する酸化防止剤 亜硫酸塩等を添加していないものです。
大手メーカーの宣伝する無添加ワインは葡萄の栽培方法の事は一切ふれず、「酸化防止剤や亜硫酸塩等を添加していません」という商品です。
ではこれら添加物が果たして悪いものなのかと言うと一概には言えません。添加量は食品衛生法で定められています。亜硫酸塩というのは、ワインの長期熟成を助ける役割として必要不可欠で、しかも熟成に従って消えていきます。フランスの有名なドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティは1993年より有機栽培を取り入れています。と言うことはむしろ酸化防止剤や亜硫酸塩が悪いのではなく農薬や化学肥料が人に悪いものなのだと解釈してください。
酸化防止剤を添加していない当店のワインは長期熟成(5年以上)が目的ではなくフレッシュさと美味しさが際だち、ほとんどが二年以内に飲まれるものです。「以外に高いんですよね、農薬や化学肥料も。それらを減らすことが出来るのだから農家さんにとってもとても喜ばれています。」と井筒ワインの鵜沢部長さんも話しております。生食用と違い、見た目を気にしないから比較的栽培しやすいようです。
大切なのは、葡萄の栽培方法とワインの醸造法なのです。
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