氷砂糖で仕込む梅酒 FAQ
 
氷砂糖でも美味しく仕上がりますか
 
もちろん、美味しく仕上がります。
当店では、ホワイトリカー(一般には廃糖蜜・・・砂糖をとったあとの廃棄直前のしぼりかす を原料に何回も蒸留してアルコール度数を下げたものを水道水で薄めた甲類と呼ばれる焼酎)ではなく、厳選された原料を用い、伝統的な製法と蔵人・蔵の環境により造られる従来の本格焼酎 乙類に分類される焼酎をベースに果実酒を仕込むことをお勧めしております。

また、梅酒の仕込みに使われる糖類の目的は、梅のエキスを引き出す役割として考えており、当店のレシピとしての氷砂糖の量は、最低限プラスアルファ程度の甘みを考慮したものです。

梅酒に甘みを付ける為の糖分という意味合いでは若干量が少ないかもしれません。

甘みが欲しい場合は、氷砂糖の量を若干増やすか、飲むときに良質な蜂蜜や無精製の砂糖、あるいは味醂などで調整しても良いと考えています。

500g以下にした場合、酸味が際だち、エキス分もあまり抽出できなかった経緯がありましたので(その年の梅や気温の違いにより熟成がうまくいかなかったことも考えられますが)当店のレシピとしては氷砂糖500g以上が適切と考えています。
 
おばあちゃんや母親は1Kgで仕込むんですが、500gでも大丈夫ですか?
 
甘くなりますよ!
昔のレシピでは、梅1Kg 焼酎1升 氷砂糖1Kgというレシピが多かったですね。出来上がりは、やはり甘かった記憶があります。
梅の酸味と糖分の甘みのバランスを考慮して仕込めば問題ないと思います。

しかし、それぞれの家庭の秘伝レシピというものがあると思いますのでボクはそちらの方が大切だと思います。
自分の庭や住んでる近くの山で取れる青梅や、ベースの焼酎などによって、そのレシピでなければ味わえない風味やこくというものがあると思います。これが、市販酒にはない楽しみであり、家の伝統ではないかと考えています。

おばあちゃんやお母さん、おじいちゃんやお父さんのレシピを参考にしながら新しいMy梅酒を造ってみて下さいね。


FAQ : はじめての仕込みこだわりの副材料氷砂糖でも美味しい保存・熟成関連
  


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