東京都大島町 (伊豆大島)
 
海の精 製塩場を見学した帰りにに寄らせていただきました。

大島特産の椿を使い、伝統的な玉締め法で丁寧に油をしぼっています。
当店では、椿油の取扱は現在のところありません。

今後高田精油所さんに詳しいことを聞いた上で追々このページを完成させていこうと思います。


 
今では珍しい!というよりほとんど見かけなくなった伝統的な玉絞り機。なんと8機もあり、全ては現役です!
 
 
原料の大島椿の種。これを細かくすりつぶします。ボクの訪れた鹿児島の鹿北製油さん、福島会津の平出油屋さんと同じようにベルト駆動の昔ながらの機械で行っているのには驚きました!
 
            
 
細かくすりつぶした椿の種を木桶に入れて蒸気で蒸します。蒸したものを玉絞り機に詰め込み油をしぼります。

上の石臼の部分は固定されていて、下の台が油圧でゆっくりと上昇し圧搾していきます。熱や化学薬品を使わないので酸化の心配もなく、さらさらとした黄金色の油が抽出されます。

しぼりはじめは、石臼の脇から勢い良く油が飛んできます。おかげで靴からズボンから油シミのお土産を持って帰る羽目となりました。みなさん、気を付けて下さいね!

絞り粕となったものは、石臼の形となりこれを加工して天然のシャンプー(髪洗い?)として販売もしています。昔はみなこれで洗髪していたようですよ。
 

 

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