たかいのもへじ グランプリ 凱旋Live!@ afterBeat
2004/7(5) Write
2004年7月10日、アフタービートにあの人が帰ってきた!

そう、2004/4/3 横浜赤れんが倉庫で行われた「フィンガーピッキング・デイ 全国大会(モリダイラ楽器主催)」で最優秀グランプリ及びオリジナル賞を受賞し、静岡新聞をはじめ様々な音楽メディアで紹介され、いまや時の人となっているアーティスト
「たかいのもへじ」がパワーアップして帰ってきた。
 
今回の凱旋Liveの空気は、いつもにはない張りつめた緊張感が漂っていた。

続々と入場する多くのお客様の熱気が会場を包み込む。これから出番を待つ愛器達が落ち着いた出で立ちでステージ上に鎮座していた。

それら愛器が、「まぁ、ゆっくり演ろうよ!楽しんでね〜 もへもへ・・・」そんな風に語りかけているようだった。今回の音は期待してね!と電話で連絡を頂いていたので出音が楽しみだった。


理想の音を求めて、試行錯誤を繰り返し、完成させたそのスタイルは、巷で言われる「ビジュアル」と言う言葉が、情けないくらい陳腐に思えるほどに 「かっこいい」。

まさに人間のかっこよさを地でいく男だった。



ギター1本と(へんな琴ギターもあるが・・・)ブルースハープ、そして自らの声でメッセージを伝えていく、王道を突き進む。

大道芸人、ミュージシャン、アーティスト、伝道師、様々な要素が絶妙なバランスで絡み合ったそのスタイルは決して一朝一夕で出来上がったものではないはずだ。

でも本人はただ笑い飛ばすだけ。

たかいのもへじは、今夜も人々を魅了した。

80名を越えるオーディエンスに

     元気と勇気、そして愛を・・・・・

     「新たなる魂の響き」
写真素材提供Laylack Blues Cafe たかいのもへじのLIVEの足跡 より カブさん Thanks!!
 
今回のたかいのもへじはひと味もふた味も違う。
それは、全国で1位になったからだけではない。有名になればなるほどその部分だけがもてはやされ、一人歩きし、いろいろなものが自然と集まってくる。
しかし、彼は今までもそうだったように着実に一歩一歩地に足をつけながら、自分の使命を果たそうと、全うしようと、今も模索しながら歩いている。

振り返ればちょうど4月の狩野川楽市の帰りの車中でそれまでの思いを吐き出すかのように
「俺は本当は○○になりたいんだよねぇ」と具体的に語って下さった。




不思議なもので、今回のLiveではいろんな意味でそのメッセージが手に取るようにわかった。
微妙なバランスの中で生かされている現実を突きつけられた私にとって、音も、メッセージも、そのひとつひとつのプレイが
深くこころに伝わった。

まだ、目の前の霧は完全に晴れずとも、その魂は、今までにない大きくうねる迫力あるものだった。

歌詞カードを見ながら口ずさむ者。体でリズムを刻む者。満身の力を込めて拍手する者。感動して涙するもの。
それぞれが、それぞれの聴き方で感動を体感できたひとときであった。

もへじワールド、さらにパワーアップして大きくなってきた。
 
− いつも ありがとう −
 
2004年8月10日(火) チャンピオン祭
会場:Back In Town(東京・曙橋)
出演:赤崎郁洋/湯沢裕二/関口祐二/高井宏勝/伍々慧
開演:19:30 ライブチャージ 2940円
お問い合わせ:Back In Town  03-3353-4655 予約してね!

モーリスフィンガーピッキングコンテストの歴代チャンピオンがみんなでライブ!すごいことになりそうです。。。
 

2004/7/10 三島 アフタービート たかいのもへじ 凱旋Live!
たかいのもへじ  Vo Martin Guitar もへもへ琴ギター Blues Harp
 
Set List
1st stage
1  追憶のバーボン 
2  愛を下さい ver2
3  大根鉄砲
4  タッチダウン inst
5  慟哭のカルマ 
6  ともしび inst
7  夜の祭 ver2
8  ダビデの足音 inst
9  くちづけ
10 ステファノ inst
11 ゆうやけこやけ
12 素晴らしき日々
2nd stage
1  五木の子守唄
2  竹田の子守唄
3  小浜池 inst もへもへ琴ギター
4  嵐の狩野川 inst もへもへ琴ギター
5  ギイタベイスサミット
6  君を探しているよ
7  祈るようにBlueDay ver3
8  いつか、きっと
【Encore】
歩道橋の上で振り向いたら
 

  
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