2003/05 Write

●早くも挫折!か 手が痛すぎる・・・
コンガも手に入れ、毎日たのしいパーカッションライフを送っています。
ボンゴでスラップが鳴るようになり、ヘッド(皮の感触)にはなれていたんだけど、コンガはまるで違う!ボンゴの場合、主に指先での演奏だが、コンガは手のひらを直角に曲げたとき上半分を巧に使いこなさなければならないんです。

指の腹には、早くもタコができ、指先や第1関節と第2関節の間もひび割れしてきた。かなり痛い。楽器演奏でこんなに痛い思いをするとはこれっぽっちも考えていなかった。おかげで、コンガを始めてから早くも「薬用メンソレータム」を一瓶使い切ってしまった。

コンガのふくよかな音というか鳴りを聞いてる段階では、打面も柔らかくソフトなイメージがあるが、そんなことはない。
カチカチで堅いモノを素手でバシバシ叩いているのとまるで一緒のような気がする。

結果、指は腫れ上がり手も握れない状態になった。
ひび割れも深くなり、しみる〜ぅ。。。面白いもので、指紋の溝に沿って割れるんです。あまりの痛さに、いやになる。
そんなことを繰り返すうちに、手がだんだんと造られていくような感じがする。

手のケアはやはり必要だね。
カルロス菅野さんと握手したとき、手は柔らかかったな・・・
綺麗な女性プロパーカッショニストの手も気になる今日この頃。。。
 
●出来ないから面白い 克服の楽しみ
簡単そうなオープントーンですら、綺麗に粒が揃った音はなかなか難しい。どうしても、右手と左手では音が違う。
右利き故、左手が言うことを聞かない!同じ音にならない。

そして、とっても重要なのが左手(右利きプレーヤーの場合)の動きです。普段の日常生活では使われない手の動き。
しいていえば、目下の人間を呼ぶときに「来い、来い」という合図のあの手の動きです。
(アメリカ人や格闘家はこの逆 Hey! カモンってやつ)

手のひらの、手首に近い部分(ヒール)と指先(トゥ)・・・ヒール&トゥでリズムを刻みます。
この動きがなかなか出来ないんですよ。でもボクはボンゴである程度練習していたので比較的スムーズに出来た。

でも、やはりプロは凄い!この動きで片手ロールをしてしまうんです!

しかし、そんなジレンマも最近では味わったことのない感触で楽しんでる。
子供の頃、鉄棒で逆上がりが初めて出来た感動のような、コツをつかんだ喜びというやつだ!

スラップなんか、抜けの良い音が出てくると楽しいもんですよ。(手は痛いけど・・・)
 
●Conga の多彩な音色 一つのコンガの打面から最低でもこれだけの音色が奏でられる。
■オープントーン / ■オープンスラップ / ■クローズドスラップ / ■ベーストーン / ■モフトーン
■ヒールトーン / ■トゥ(フィンガートーン)
 
●Conga の名前と役割
ボクは、右利きなのでこの様なセッティング。(演奏者は手前 お客さんは前方))

コンガはそれぞれに名前があって、左より、中(コンガ) 小(キント) 大(トゥンバドーラ)
真ん中のキントで細かいリズムを刻み(ハイハット・スネア) 右のトゥンバドーラ(ベースあるいはバスドラ)が推進力を与え 左のコンガ(タム類)で味付けをしていくというニュアンスでリズムが奏でられる。

  
自然酒 無添加調味料専門店 フーディオス・ドット・コム