福島県会津若松市
 
 

 
2000年3月15日にお伺いいたしました。
会津若松市の中央に宮泉銘醸はあります。会津藩の城下町に位置し明治時代より酒造りを行ってきました。水に恵まれ、灘の「宮水」に水質が近いため良質の酒が生まれます。「宮泉」の名はこれが由来とされています。
 
米を蒸す釜場  仕込み桶
この日は、仕込みも終わり展示用の人形が
飾られていた。
 
小雪のちらつくこの日は、仕込みも全て終わり米を蒸す甑(こしき)や仕込み桶には、展示用の人形が飾られていました。平日ということもあり、一般見学者は少ないものの、試飲に訪れる観光客の足並みは絶えません。試飲コーナーやお土産コーナーも充実し、会津名産品の数々が並べられています。日本一見学者の多い酒蔵と言われている理由もうなずけます。
 
ここでは、実際に酒造りが行われている蔵を一般開放していて冬場は、まさに、造りの現場をそのままに見学することが出来ます。大手蔵のような現在は使用していない展示用の昔の酒造用具ばかりを並べてあるのとは違い、酒造りの空気そのものを感じることが出来ます。
 
歴史の重みを感じる酒造用具達 會津で有名な小原庄助さん
 
テレビでよく見かける恵比寿様。近くで見れば見るほどつい笑ってしまい、心が穏やかになります。結婚式などに呼ばれ、福をもたらします。静岡県でも、安田会館というパチンコ屋さんのTVCMにも出演していました。
                              会津の福の神 蜂谷仁志氏でした。
 

 
「地酒物語」「会津宮泉 自然酒」の原料米は、会津熱塩加納村の有機農業推進グループ
遠藤譲一氏率いる「ならの木ばやしとその仲間たち」により、完全契約栽培が行われています。

除草用には田にアイガモを放ち、農薬の力を借りず芯白の豊かな酒米を栽培します。

この完全有機栽培で栽培された
酒造好適米「京の華」が南部杜氏 佐々木忠雄氏の手によって見事な自然酒に生まれ変わります。
 

<宮泉銘醸 「地酒物語」「会津宮泉 自然酒」 5つの遜守事項>
  1. 米の栽培は完全有機栽培を守ること
  2. 米の特性を生かす為、精米は蔵元自家搗精を守ること
  3. 水は宮泉井戸伏流水のみを使用のこと
  4. しぼりは槽(ふね)を使用、粕歩合を調整すること
  5. 純米吟醸造りであること
 

「会津宮泉 自然酒」のラベルは同じものは2つとしてありません。心身に障害を持つ子供達が、牛乳パックを再生し一心に漉き上げます。宮泉は、共同作業所「あいの里」と正式に契約を結び、ラベルの供給を受けています。
     
当店人気商品の「地酒物語」や「会津宮泉 自然酒」は、会津熱塩加納村で無農薬有機栽培された酒米を使い造られた純米吟醸酒です。
 

  

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